2010年12月19日日曜日

企業倒産:道内489件、バブル後で最少に??09年度 /北海道

 民間信用調査会社の東京商工リサーチ道支社が2日発表した09年度の道内企業倒産状況によると、倒産件数は489件で前年度比34?0%減少し、バブル期以来19年ぶりに500件を下回った。負債総額も前年度比36?8%減の1771億1300万円となり、過去10年間で2番目に低い水準にとどまった。同支社は「世界的な景気悪化に対応した政府の金融緩和策や、補正予算による公共工事発注増などの効果が表れた」と分析している。
 負債額はマンション分譲?建設の「宮川建設」(札幌市)の123億円が最多。ゴルフ場経営「苫小牧緑化開発」(苫小牧市)の112億5600万円、不動産賃貸の「十勝モーターパーク」の105億円が続くが、100億円以上の大型倒産は前年度よりも2件減少した。原因は販売不振など不況型倒産が343件と全体の約7割を占めた。
 月別に見ると、3月の倒産件数は36件で3月としては過去最少となった。9カ月連続で前年同月の件数を下回ったが、今後の見通しについて、同支社は「10年度の公共事業費が過去最大の下げ幅となり、建設業にどう影響するかが注目される。早ければ夏以降に企業倒産が増加に向かう可能性が高い」と指摘している。【鈴木勝一】

4月3日朝刊

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引用元:エミルクロニクル(Econline) 総合サイト

2010年12月7日火曜日

タグにもノートブックにも頼らない、Evernoteの“一番シンプル”な使い方

 日本語版も公開されていよいよ話題の「Evernote」ですが、これをふだん使いのメモとして使うには、情報が多くなりすぎて扱いきれないのでは、と不安になる人もいるようです。

<ビジネスパーソンの気になる疑問>
佐々木さんは「どんな情報でもEvernoteに集約すること」を勧めていますが、そうすると目的のメモを探し出せなくなるような気がして不安になります。機能も多すぎて、自分には使いこなせそうにありません。ノートブックやタグの作り方次第で、こうした不安は解消できるのでしょうか?

 こうした不安を抱えているのであれば、むしろ当面は「ノートブック」や「タグ」を作らないようにしてみましょう。ただ1つのノートブックに、タグなしであらゆるメモを投げ込むのです。

 メモを取って探し出すという目的に特化することを考えた場合、「ここになければ、ほかの場所にはない」という状態を作り出すのがベストです。この原則さえ守れれば、「ここを探してなければ、ない」と腹をくくれるようになり、不安も安らぐかもしれません。

 さて、ノートブックが1つだけでタグも作らないとなると、メモの検索方法としては、

?キーワード検索
?作成/修正日時

 基本的にこの2つが軸になります。Evernoteは日本語化してキーワード検索の精度が大いに上がりましたし、当面はキーワード検索でほとんどのメモを見つけ出せるはずです。Evernoteがこのように進化した以上、やはりあらゆる「目にとまった文章や光景」を全部ここに集めるべきです。

 少々強烈な表現になりますが、Evernoteは「メモが腐ることのないゴミ箱」だと考えましょう。つまり、目にとまったあらゆることを、Evernoteに「捨てる」のです。そして必要なメモだけを、後から拾い出す。そういう考え方に切り替えれば、きちんと整理されていないから不安、といった気持ちからは解放されるはずです。

 キーワード検索に加え、日時検索も便利な検索方法の1つです。例えば[属性]→[作成日時]→[以前?以後]とメニューをたどってみてください。この機能を使えば、「先週よりは確か前で、先月よりは後にメモした」というメモだけに絞ってノートを探す、といった操作ができます。

 この方法は強力で、メモ魔になる習慣さえつけてしまえば、「少しでも頭をよぎった」ことを必ずEvernoteで再発見できるようになります。

 以上でもまだ心配だという人は、「日時検索」をバックアップするために、行動記録を利用しましょう。といっても行動記録を取るのは面倒なので、Twitterを利用します。Twitterにつぶやいた内容を、twtr2srcなどを用いて自動的にEvernoteに流し込むのです。

 こうしておけば、Evernoteで行動記録をチェックし、それによって、だいたいの日時には何をしていたかを思い出すことができます。この内容もまた、キーワード検索で探し当てることができるのです。例えばわたしは、この記事を書くにあたって大手町へうち合わせに行った日の午後に何をして、何を見て、何を考えていたかを、すべてEvernote上で確認できます。

 タグやノートブックの使い分けをせずに情報を集めた場合、どうしても検索テクニックが重要になってきます。検索ボックスを利用して作成日時を絞り込むなど、さらにステップアップしたテクニックについては、拙著『Evernote ハンドブック』も参考にしていただけると幸いです。【佐々木正悟】

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引用元:信長の野望 総合サイト